経営者であるあなたにズバリお尋ねします。
「何歳まで元気で仕事ができますか?」
きっと皆さん、平均寿命くらいまでは元気に生きていると考えていらっしゃるのかもしれませんね。
日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性は81.09歳です(2017年)。
このデータを見るとまだまだ先は長いですか?
さて、「平均寿命」というのは、亡くなる年齢の平均ですが、もう一つ大事なデータがあります。
それは「健康寿命」です。
健康寿命というのは、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自身の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと(Wikipediaより)です。
健康寿命は「仕事ができる年齢の上限」というくらいに考えていた方が良さそうです。
健康寿命と平均寿命では、女性で12年程度、男性で9年程度の差があるそうです。
ということは、健康寿命は女性が75歳、男性が72歳ということになりますね。
ご自身の年齢を考えた時、健康寿命までは何年までありますか?
そしてその年齢まで、元気に経営を続けていれそうですか?
もうひとつ、大事な質問をさせて下さい。
「従業員の方は何人いますか?そしてその従業員の家族は何人いますか?」
もし、あなたに何かあったときでも、誰かが代わりとなって事業を継続していくことが可能なら問題ないです。
でも、あなたが社長としての仕事が出来なくなった時に、事業の継続ができないのであれば、従業員やその家族の生活がどうなるのか心配ですよね。
その心配に対して、今のうちから何か手を打つことができるのであれば、すぐにはじめませんか?
事業承継は笑顔の承継でもあります。あなたを支えてくれている従業員さんやあなたを必要としている取引先、地域の方々など、多くの方々の笑顔を次の世代にまでつなげるために、今できることは何なのか?